画期的な省エネルギー築炉方式 TAKI SYSTEM タキシステム

電気抵抗炉の断熱構造にセラミックファイバーを使用するにあたって、極めて安全で信頼性が高く、補修が非常に容易であるためコストを安く維持することが出来ます。多くの特許を有し国内外で高く評価され、多数納入実績をもっています。近年金属の限界を超える高温域での使用が増える様になり、金属スタッドと比較にならない程の寿命を誇る、セラミック製スタッドが多く使用される様になりました。高温によるスタッドの曲がり等は発熱帯の脱落、接触に伴う短絡などの事故の原因となり、補修は炉壁、発熱体を痛める原因となります。

TAKI SYSTEM タキシステム の5つの特徴

1)安全性が高い
2)施工が簡単
3)円筒炉、天井にも施工可能
4)メンテナンスが簡単
5)発熱帯の寿命を長くする

TAKI SYSTEM (Metal Type) – メタルタイプ

タキシステムのスタンダードで、各種抵抗式電気炉に使用できます。

材質 スタッド SUS310S
HRN601
直径 (mm) Φ 8.0
長さ (L) 135mm / 150mm / 175mm / 200mm
特徴
  • 二重絶縁方式で安全性が高い
  • 施工が簡単。工期の短縮、コストの低減が出来ます。
  • スタッド/ジョイント、碍子発熱帯の補修が容易です。
  • ベース スタッドの溶接はスタッドウエルディングマシンで簡単に出来ます。
  • 発熱帯支持碍子先端に耐火物を充填することによって耐鋼スタッドへの直火を避け、スタッドの寿命を長くします。

TAKI SYSTEM (Ceramic Type) – セラミックタイプ

耐火性に優れ電気炉はもちろん各種燃焼炉など高温炉で、その威力を発揮します。
燃焼炉の場合:
Al2O3 99% / 1450℃(MAX)
Al2O3 92% / 1400℃(MAX)
金属スタッドは炉内温度1100℃以上になると酸化腐食や曲がりが増大します。

セラミック材質 Al2O3 92%
ジョイント材質 SUS310S
セラミックピン
直径 (mm)
Φ11.5
長さ (L)
(スタッド/ジョイント)
95mm / 120mm (六角) / 160mm (六角) / 200mm (六角)
特徴
  • セラミック Al2O3 92%は1300℃で先端加重1Kgまで許容します
  • 支持具のトラブルを防ぎ、寿命を長くします

Ceramic Retainer – セラミックリテーナー

リテーナーにインコネル601[1100℃]のM6またはM8の四角ナットがついています。
従来スタッドを炉壁にスタッドウェルダーマシンなどで溶接し、セラミックファイバーライニング後、ワッシャー、ナットで留めるのが一般的な工法でした。

特徴
  • 従来の小さなナットではなくリテーナーの外周で回転させ、留めるので作業性が向上します。
  • リテーナーを装着後、リテーナーのナット部分に耐火物を充填する事が出来るので、直火を避けることが出来、耐火性が増します。

状況によって選べる3タイプのリテーナー

  • リテーナーLタイプ Retainer L Type / Al2O3 72%
  • リテーナーCタイプ Retainer C Type / Al2O3 60%
  • リテーナーBタイプ Retainer B Type / Al2O3 60%

Others – その他取扱商品

セラミックファイバー支持具
  • スタッド Stud
  • スピードクリップ Speed ​​Clip
  • Tピン T-pin
  • Lピン L-pin
  • Zピン Z-pin
  • 各種ナット Nut
  • 各種フェルール Ferrule
  • 天井用碍子
  • 片ツバ碍子
  • セラミックナットワッシャー Ceramic Nut Washer
  • セラミックワッシャー Ceramic Washer
  • セラミックスリーブ Ceramic Sleeve